AYAKA & KENICHIRO WEDDING

2022.10.22 | Wedding Report

どんな1日になるのだろう、と
ずっと想像し思い描いてきたお二人の結婚式。

初めてお会いした時から
ここCASOでの結婚式をイメージし、
溢れるほどの想いをお話ししてくれました。

こんな日になればいいなと想像しながら
長い期間たくさんの準備を積み重ね
過ごしてきたお二人。

そんなふたりの思い描く理想の1日に
なればいいなと心底願いながら迎えた当日。

ずっと思い描いてきたその日は、
きっと想像を遥かに超える
素敵な1日になっただろうと思うのです。

お二人のこだわりと想いの詰まった空間で
執り行われた結婚式は、ご両親やご家族、
ご親族やご友人、そこに集まった全ての方の
愛情が溢れかえっていました。


「 22 」

ふたりが出会い、お付き合いを始めた日。
プロポーズをしてもらった(した)日。
婚約した日。
入籍の日。
そして結婚式の日。

全てが22日だということ。
同じ数字が続くこの22のように、
ずっとずっとこの想いと幸せが続きますように。


そんな想いを込めて決めた
ウェディングコンセプト。

 

 

  

笑顔がとっても可愛くて、
元気いっぱいの彩花さん。
長い準備期間中、ニコニコ笑った
お顔しか見たことが無いくらい、
いつも明るくてお会いするたびに
とっても癒され、心地よい気持ちに
させてくれました。


そしていつもとっても優しくて、
「あやちゃんのことが大好きなんです。」
と、さらりと仰る姿が格好良い健一郎さん。

その度に「私は恥ずかしいんです。照」
と仰っていたそのやりとりがとても懐かしい。


 

22はピース / Peaceでもあるね。
と、もう一つのコンセプトを。

ゲストの皆さま全員のピースを
事前に貰い、デザインされた結婚証明書は
お二人らしく個性的でとても可愛かったです。


準備が整い、ゲストが到着されるまでの時間
たっぷりと写真撮影を行ったお二人。

いよいよ結婚式の始まりです。


ウェディングドレスはお父さんに作って貰いたいです。
初めてお会いした日、叶えたいことを聞くと
一番にお話ししてくれたことでした。

その昔、服飾のお仕事をされて
いらっしゃったというお父様。

お父さんに結婚式のドレスを
作ってもらうことが小さな頃からの
夢だったと話してくれました。

どんなドレスが出来上がるのだろう、
と、勝手にイメージを膨らませていた
結婚式数ヶ月前。

「ポケットが沢山ついたドレスを考えているようです。」
と仰って、私の頭の中は???になりました。笑

それから、一体どんなドレスが出来上がるのか、
想像も難しくただただ楽しみにするばかりでした。


お父様の運営される会社で勤務し
一緒にお仕事をされているお二人。
親子でありお仕事仲間であり、
お互いが信頼し合える関係性であり、
そんな親子関係に心から憧れます。

出来上がったドレスは想像もできなかった、
その想像を遥かに超える素敵な1着でした。

お父様の手作りのドレスを纏い、
一緒に歩くバージンロード。

その姿を見ているだけで
感動の涙が溢れてきました。
そんな私やゲストをよそに、
満面の笑顔のお二人が、
とてもとても素敵な入場シーン。

温かく、幸せいっぱいのセレモニーでした。

     

 



お父様の手作りドレスともう一つ、
叶えたいことリストの大きな項目に
「お母様にブーケを作ってもらうこと」でした。

普段は老舗旅館などの生け込みをメインに
お花のお仕事をされていらっしゃるお母様。

打合せにもご一緒に足を運んでくださり、
結婚式よりひと足さきにお目にかかれて、
優しいお人柄にこのお母様だから、
この彩花さんなんだな〜と
つくづく感じたことを思い出します。

 

朝からずっと泣きっぱなしの健一郎さん。

嬉しくて幸せいっぱいなんだと、
自然に涙が溢れてくるその姿に、
私は私でとても嬉しくて
幸せを噛み締めていました。

お二人のこの光景が
とても美しかったです。

   

 



パーティーがスタートし、
やっとリラックスした様子。
賑やかで楽しいパーティーが始まりました。

 

こだわりにこだわった会場装飾。

森の中にいるような、
自然を感じられる空間に。
と、苔をふんだんに使った
緑あふれるこの日の会場は、
目で見て感じるだけでなく
自然の香りさえ漂い、
本当に森の中にいるような一日となりました。

そんな二人がリクエストした
ウェディングケーキもまた、
苔をイメージしたアートなデザインに。

こちらは抹茶の良い香りが漂っておりました。


 



お二人の中座中、
この日の想いをカメラに語ってくださった
ご両親さま。

打合せの際に健一郎さんに
どんなお母様かと伺うと、
「世界一愛情の深い人です。」
と、即答されました。

よっぽどじゃなかったら、
こんな風に言えず思わないだろう。
どれだけ温かい子育てをお母様は
してこられたんだろうと、
私も一人の子供の親として
こんな風に子供が想ってくれたら
どんなに幸せだろうと感じました。
私には無理だろう、とも。笑

この瞬間からお母様に会える日を
楽しみに楽しみにしてきました。






そしていよいよパーティー後半です。
実はお二人にとって、そして新婦お父様にとって、
ここからが今日の本番。

沢山のポケットのついた
ウェディングドレスとタキシード。

これはただのデザインというのではなく、
お父様が込めた大きな想いがありました。


一輪一輪、皆様の手でお花を挿してもらう。
ゲストの皆さまの手によって、
このドレスが完成し、新郎新婦二人も完成する。

縁あって巡り会った二人が、
それぞれ縁あって出会った人たちと共に、
これから先もずっと一緒に、
幸せが続いていきますように。



 


ラストはお母様の手で、仕上げていただきました。





ゲストの皆さん全員が本当に楽しそうで、
みんなが一つになった、そんな時間が流れていました。

とても素敵な衣装が完成しました。


 



簡単に言葉では表せないような、
全てが素晴らしくて、温かくて、
感動いっぱいの幸せ溢れる一日でした。

  

 



    

 

本当に可愛い二人。
泣いたり笑ったりしながら、
ずっと楽しそうに過ごしていたお二人。

こんな満面の笑顔を見ることができたので、
きっと二人の想い描く一日は叶っただろうと
思えて、それだけで私は幸せいっぱいでした。

結婚式の翌朝、彩花さんがくれたメッセージに、
「ゲストの皆さんから、スタッフさんや関わって
こられた人たちの愛を感じる素晴らしい式だった。
と、嬉しい言葉が届きました!」とありました。

ありがたくて、幸せな言葉であり、
そんな風にお二人だけでなく、
そこに参加してくださったゲストの
方々にもそう感じてもらえることは
幸せのひと言では伝えきれません。


感無量という言葉はきっとこのために
あるのだろうと思うほど、幸せでした。


 


思い返せば初めましての日、
私自身の結婚式に写っていた
ゲストの数名を知っていると仰って、
思いがけないご縁がありました。

沢山の人が楽しみに楽しみにしてきた
お二人の結婚式。


約1年間という打合せ期間、
常にどんな一日になるだろうなと、
想像しただけでもワクワク楽しみだった
一日が近づき、形が見えてきて、
そして迎えた前日に一緒にご準備を行なったこと。

お母様が会場でブーケを作られている時間。
お二人がご両親への花束を手作りされている時間。

いろんな光景を目にして迎えた当日。
この素晴らしい日をご一緒することができて、
本当に、本当に幸せでした。


お二人の結婚式の模様を
TVでご覧になられた方も多いと思います。

一昨年の終わりに密着取材のお話があり、
結婚式の取材もお願いするにあたり
お二人の結婚式までの道のりと、
結婚式当日の密着取材を
快くお受けくださったこと。

約半年、打合せの度に取材も兼ね、
その度に沢山のお時間も費やして下さったり、
沢山のご協力にも心から感謝しています。
本当にありがとうございました。
幸せな想い出いっぱいです。




一日の終わり、
お二人と一緒に会場が
片付けられていくところを眺めながら
喜びと同時に、終えてしまったな。
と、少し寂しい気持ちも。





この結婚式がお二人の人生にとって
一生の宝物でありますように。

これから長い長い人生、
いつまでも変わらず、仲良く幸せでいてくださいね!
そして、いつでもまたお会いできますように。







wedding planner Takako Sugata / idea faves


photos Taku Yamamoto / es-mare
flowers Isao Nojiri / juuret
food maho_roba
h/m Junko Aoyama /muoto
mc Kana Tabuchi

 

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