CHIHIRO & YUKI WEDDING

2024/10/13 | Wedding Report

透き通るような秋空に包まれて迎えた
ゆうきさんとちひろさんの結婚式。

たくさんのゲストに囲まれ、賑やかで温かな一日となりました。
あれから一年、そんなお二人の大切な一日を振り返ります。

準備をスタートされたのは、結婚式の約8か月前。
東京と関西に離れて暮らしながらも、お互いを思いやり、
一つひとつ丁寧に話し合いを重ねてこられました。

おふたりのウェディングテーマは「sou」

この言葉には、おふたりの「好き」や「大切」が
ぎゅっと詰まっています。

こだわりの服やインテリアの“装”
気持ちにより添う“添”
お互いを想いやる“想”
そして、相手を尊重し 受け入れ 肯定する
「そうしよう! 」という前向きな気持ち。

この「そうしよう ! 」は、
準備期間の中でおふたりの合言葉となり、

時に意見が違ってもとことん話し合いながら、
ふたりにとっての“正解”を見つけ出していきました。

そうして迎えた当日、真っ白なCASOの空間は、
おふたりの想いとこだわりのアイテムで
美しく彩られていました。

  
   
ゲストのみなさまに楽しい一日を過ごしてほしい。
そして自分たちもその時間を一緒に楽しみたい。
そんな想いから、たくさんの「sou」が
少しずつ形になっていきました。

まずはセレモニーで行われた「ダーズンローズ」。
12本のバラに込められた想いを、
ゲスト一人ひとりの手からふたりへと
届けていただきました。

実は、この赤いバラはプロポーズの時に
ゆうきさんがちひろさんへ贈った、特別な花。

その想いを込めて、ブーケやリングピローにも
赤いバラが取り入れられました。


ファッションやインテリアが大好きなおふたり。
お衣装や会場コーディネートにも、
たくさんのこだわりが詰まっていました。

試着を重ねて選ばれたドレスは、
ゆうきさんも一押しの一着。

お色直しでは、普段からよく取り入れられている
ジャケットを羽織って、
ちひろさんらしいスタイルに。

ゆうきさんは、この日のために仕立てたスーツと、
思い出のスーツの2着をセレクト。

上品でありながら、ふたりらしさを感じるコーディネートでした。

何度も何度も話し合いを重ねた会場装飾。
落ち着いたトーンが好きなゆうきさんと、
鮮やかな色を好むちひろさん。

どちらの“好き”も大切にしながら、
お互いを否定することなく

「どうすればふたりらしさを表現できるか」
をとことん考え、たどり着いた空間は、
まさに“ふたりの世界”。

それぞれの個性が自然に溶け合い、
心地よい彩りに包まれていました。

秋ならではの装花の鮮やかさと
お二人ならではのアイテムを施した
唯一無二の空間が完成しました。


ゲストへのギフトは、ふたりらしく“マルシェ形式”に。

こだわって選んだアイテムを、
ゲストが自由に手に取って選べるスタイルです。

もう一つのギフトは、
おふたりがオリジナルで制作した「風呂敷」

招待状としてお届けし、当日は風呂敷をご持参いただき
” みんなでギフトを包む ” という素敵なアイデアを添えて。

包み方をお二人が皆さんにレクチャーしたり、
全員一斉に思い思いにギフトを包む姿が
とっても楽しそうで見ているこちらも
ワクワクしたお時間でした。



CASOでは、結婚式の準備の中でふたりへ
” レターセット ” をプレゼントしています。
そのうちのひとつは、
お互いに想いを伝えるためのもの。

ゆうきさんとちひろさんは、結婚式の前日、
少しずつ仕上がっていく会場の中で、
そのお手紙を読み合われました。

「どっちから読む?」
とじゃんけんをして笑い合うふたり。

けれど、読み始めると自然と涙があふれ、
結婚式をしようと決めた日のこと、準備の日々、
そしてこれから歩む未来のことをしっかりと
言葉にされていました。


そして当日の朝、大好きなお母様へ、
これまでの感謝の気持ちを込め
お手紙をお読みになりました。

ご家族だけのあたたかな時間が
流れた
ひとときでした。

前日にはご家族みんなで準備を手伝ってくださり、
ふたりを中心に笑い合う姿がとても印象的でした。

みんなで創った場所で過ごしたあの時間が、
ご家族の皆様にとっても
大切な思い出になっていれば嬉しいです。



たくさんの想いを重ねて創り上げた一日。

ふたりが大切にしてきた「sou」は、
これからの人生の中でもそっと寄り添い、
穏やかで幸せな日々を
やさしく彩っていくことと思います。

お二人のこれからの人生が
さらに笑顔と愛に満ちた毎日でありますように。






photo
TAKU YAMAMOTO

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