LUNE AU [ly:o/リュ・ヌ]
新婦さくらさんのお名前の如く、
桜満開で迎えた春爛漫の日。
好きなものが同じで、共感しあえて、
お互いが落ち着く存在。
「居心地の良い関係」とは
こういうことを言うんだろうなと
お二人を見ていると常々感じながら
過ごした準備期間。
好みがとてもハッキリしていて、
芸術がお好きな二人が発想することは
” どうしたら叶うだろう ? “
” どんな手段があるだろう ? “
” もっと面白い展示方法はないかな ? ” と、
いつもお打合せが終える度にあらゆる
可能性を想像し、こちらまで新しい発見を
沢山することができました。
そんなお二人のウェディングコンセプトは
エンゲージリングから着想した
ー 月と水 ー
ここに込められた想いを形にしながら、
何を決めるにあたっても
ゲストが楽しめたらいいなと、
自分たちの好みだけでなく
この場に集まってくれる人たちが
少しでも楽しめるスペースがあればと
ご用意されたフォトブースや
ギフトのマルシェなどなど、
沢山の工夫が凝らされて
その全てがとても調和された
それはお二人らしい美しい一日となりました。
結婚式が終えて少し経ってから、
新婦さくらさんからとても嬉しい
お手紙が届きました。
数枚の便箋に丁寧に書かれていた、
結婚式を終えてからのご自身の想い。
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私たちは歴代のCASOカップルに比べて
全然クリエイティブでもないし、
準備も大変だって思っちゃってたし、
キャラでも無いし、CASO婚失格だなって
思ってしまってました。笑
だけど当日のCASOはそんな気持ちを
一瞬で吹き飛ばしてくれて、まさに夢の世界だった。
あんなにも美しい一日を過ごす事ができてとても幸せでした。
これから先、何があっても大丈夫かなって思えます。
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何枚にも続くお手紙を読みながら、
ちょっと笑ってしまったり、心から嬉しくて
涙が出てきたり、私の知らない想いが
とても沢山あったのだろうなということを
知ることができました。
お二人が想像をはるかに超える幸せを
感じる事ができたという事が、
何よりも嬉しくて、心の底から幸せを感じました。
そして、私たちにとってもこの日感じた
「いつも」と少し違う驚きと喜びを
感じた瞬間が沢山ありました。
ゲストの皆さまがお二人の幸せを
喜び楽しそうに過ごされる時間は
いつも通りではありますが、
それがいつも以上だと感じる瞬間が
本当に沢山ありました。
その答えは、
一度お帰りになられたご友人方が、
片付けが半分以上終えた会場に
また戻ってこられて、
『二人の写真をもう少し撮ってもいいですか?』
と、いつまでも続く撮影会が行われたこと。
長く結婚式をしている私たちですが、
初めての出来事でもありました。
きっとご本人が思っている何倍も
沢山の人に愛されている二人。
それが心底現れていた1日だったように思います。
お二人の未来がずっとずっと幸せで
ありますように。
photo TAKU YAMAMOTO