YURIKA & KEITO WEDDING

2024/5/25 | Wedding Report

『 “ふたりらしさ”って、なんだろう?』
誰もが結婚式の準備中に一度は立ち止まって
考える問いかもしれません。

準備をスタートしてまだ間もない頃、
お二人は ” 最初のコンセプト”を
決められました。

その想いを軸に何度かのお打合せを重ね、
少しずつカタチにしていったある日。

「実はコンセプトを変えようと思います」
とお話がありました。


「ずっと”私たちらしさ”ってなんだろうと
考えているけど、これだ ! という答えが
なかなか見つからなくて。
ずっと悩んでいたけど、それが私たちなんだと。
それならば、自分たちを一番よく知る家族や友人、
集まってくれる大切な皆さんに、
私たちとは?を問う一日にしたいと思います。」

そう話してくれました。

そして、コンセプト名を
「 カギかっこ 」にしようと思うと。

ゲストに「ふたりらしさ」を教えてもらう、結婚式。

この想いこそがまさに
” お二人らしいな ” と感じた瞬間でした。



約1年という準備期間、
本当にたくさんのお話を聞かせて頂いて
迎えたお二人の結婚式。

ご家族のこと、ご友人のこと、
二人の出会いはもちろん、
趣味やお仕事のお話。

ふたりの結婚式は常に ” ゲストの皆さん ”
がとにかく頭の中の大部分を占めていて、
何を決めるにも「みんな喜んでくれるかな ? 」
「みんなはどう思うだろう 。楽しめるかな ? 」

と皆さんの顔を思い浮かべながら、
「全ての人に参加してもらえる結婚式」
を考えてご準備されました。


みんなが参加できる、体験型の結婚式。
そして、二人からゲストへのギフトが
たくさんの結婚式。

きっと気が遠くなるほど、
膨大な準備をして迎えた事と思いますが、
結婚式までのその過程も大切に、
何をするにも2人で楽しみながら
一生懸命進めてくれたおふたりの
CASOでの結婚式。

お二人に出逢えて、CASOを選んでくださって、
ふたりの大切な日をご一緒できて、
本当に嬉しかったです。

迎えた前日、一緒におこなったご準備。

ここはどうしてもホッチキスで壁に留めたい ! 
とか、ここは違う方法でディスプレイしたいとか、
いろんなリクエストをしてくれて、
それもCASOだからこそ叶えてあげられる事ばかりで、
私たちもとても楽しかったです。

ゲストのお顔を思い浮かべながら
一人一人へ綴ったお手紙を壁に貼っていく作業。
とても愛しいお時間でした。



この日のウェイティングルームは、
ふたりの好きなものがたくさん詰まった空間に。

前撮りのお写真が写真展のように並び、
その日着用した衣装が飾られ、
お二人が大切にしている愛用品や、
初めて作った陶芸作品など。

一日限りの「お二人のギャラリー」が完成しました。

     
一つ一つ、何に対しても一生懸命で、
芯が強く、熱く、想いも人一倍な
新婦ユリカさん。

穏やかで、優しくて、
きっとその場にいるだけで
周りの全ての人が癒される
仏様のような存在、
新郎 ケイトさん。

そんな真逆のようなお二人が、
常にお互いを心底大切な存在だと
言葉にして褒め合い、尊重し合い、
尊敬し合われている姿が
いつも本当に微笑ましくて、
可愛くて堪りませんでした。
 
そんなお二人の結婚式は言うまでもなく、
笑い声の絶えない、本当に明るく楽しい一日でした。


結婚証明書は手作りの「壺」
何度もお二人で陶芸教室に通い
大作が出来上がりました。

その制作過程を映像にして
ウェイティングルームで流したりと、
たくさんの工夫が凝らされた一日。



お二人の手作りの真っ白なツボに、
ゲストの皆様にも手を加えて頂いて
完成させた「結婚証明書」

挙式までの「待つ時間」も演出盛りだくさんで
皆さんもとっても楽しそうでした^^



挙式のラストに盛り込んだ「レターセレモニー」
一人一人に丁寧に綴られたお手紙。
それを読んでくれているみんなの姿を、
しっかりと見届けたいとこのタイミングを選びました。

ぐるりと円になってもらったセレモニースタイル。
ゲストのお顔を眺めているふたりの姿がまた
とても幸せそうで、本当に愛しいお時間でした。


乾杯のご発声が終えた直後、
お二人のもとに走り寄るご友人方の人だかり。
このあと、イッキ!イッキ! と女性陣の可愛い
掛け声が、珍しくCASOに鳴り響いていました。



ご結婚式が終えた後、
どうしても手紙で想いを伝えたかったと、
とても丁寧なお便りが届きました。

そこには、私たちCASOWEDDINGが
目指している結婚式の在り方が、
そのままの言葉で綴られていました。


” CASOで上げる結婚式は準備期間あってこその
ものだと思います。あんなことしたい、こんなことしたい、
その一つ一つをじっくり考えられること。
たっぷりと時間をかけてこだわれること。

そして何よりも、その期間により深く
「夫婦」になれること。

これまでは知らなかったお互いの好みやこだわりに気付け、
時にはぶつかり励まし合う時間がこの1年間で沢山ありました。

この期間を経験できたことが、
今後の私たちの支えになると思います。”


どんなお礼の言葉よりも嬉しくて、
こうして自然と想いが伝わっていること、
感じてくださっていることを実感し、
心から励まされました。

お二人にとって結婚式までの道のりが
これからの人生の糧になれば嬉しい。
そして迎えた結婚式という尊い一日が
これからのお二人の未来を励ますような、
愛しく幸せな記憶となれば、幸いです。


ご両親からたっぷりの愛情を注がれて、
素敵な家庭で育ったお二人が
これから育む新しい家庭。

そんな未来を、
私たちもずっと見守り、
ずっと応援し続けたいと思っています。





最後の最後まで、
お二人の大切な人たちを想う気持ちが
詰まった、そんな一日でした。

2部制で開催されたこの日。
たっぷり2時間かけて「ナンジャモンジャ大会」が
催されたセカンドパーティー。

仲間っていいなと、楽しそうな皆さんを見ながら
結婚式とパーティーの醍醐味をこちらが実感させて
頂いたような、そんな盛りだくさんの一日でした。


結婚式という枠を越えて、
人と人とのつながりや、ふたりの魅力が伝わる
そんな一日。

これからもきっとこの日のように、
周りの人たちと笑い合いながら
歩んでいかれるのだと思います。

そんなお二人のこれからが、
幸せに満ちた日々でありますように。


photo Yoshiki Maruo


 

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